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トランプの「プロ市民」発言

差別・人権問題 右傾化する世界

2016年11月11日

言わんこっちゃない。

アメリカも日本と同じになってきたか。

トランプが、「プロ市民 "professional protesters" がメディアに扇動されてデモをしてる、アンフェアだ」とツイートする。日当でも出るんですかい?

そしてトランピストが続々とそれに引き続く。プロ市民がデモで暴徒と化し暴力をふるっている、トランプ批判し暴動をあおるメディアは偏向メディアだ、と。

いやもう、沖縄ウヨ書き込みかと思いましたね。

実際にはトランプ勝利に勢いづいて国内中でヘイトクライムの被害が続発している、そんなことはお構いなしだ。

そして、なんということか。

日本の腐った昼おび番組でトランプを持ち上げるせいか、日本のリベラル層の間でも、白人保守層のメッセージを真に受け、トランプ政権誕生は画期的な民主主義の進展だと主張する SNS 投稿が散見されるようになったことに驚愕する。

なんと浅薄なる時代。

デモ (demonstration) は国民の意志表示、抵抗 (protest) は憲法にもとづいた国民の権利だ。そんなことも分らないようでは、トマス・ジェファソンの『独立宣言』から読み直せ。

選挙人団票 (electoral votes) ではトランプが過半数を超えたが、実質、人民票 (popular votes) ではクリントンのほうが過半数を超えている。

トランプ勝利は、十六年前のゴア vs. ブッシュ選挙と同様、アメリカ大統領選の選挙人団システムによってもたらされた結果に過ぎぬ。

だから、多くの人が抗議の声をあげるのは当然だ。メディアが扇動しているわけではない。それをアンフェアだとツイートする「次期大統領」。

これすらが公人としての政治的プロパガンダであり、次期大統領としてメディアに対して圧力をかけている極めて政治的な行為なんだ、と理解できませんかね。この「次期大統領」さんは。

やれやれ、先が思いやられる。

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